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稲井瑞穂(三期生) 「第35回日本レーザー医学会」 総会賞 受賞

 Academic Achievements and Awards
2014.12.12  

2014年11月29日から30日に行われた第35回日本レーザー医学会総会で、
第3期生の稲井瑞穂さんが、第35回日本レーザー医学会総会賞を受賞されました。

稲井さんが所属する粟津研究室では、UV照射により不活化され、複製能をなくしたセンダイウイルス粒子(Hemagglutinating Virus of Japan envelope; HVJ-E)を新規ドラッグデリバリーシステムとして用いることで、光線力学療法(Photodynamic therapy; PDT)の高効率化を実現しようとしています。
稲井さん達は今回、不活化HVJに光感受性薬剤PpIX脂質を封入した新規光感受性薬剤、porphyrus envelopeによる薬剤輸送機構を明らかにし、これが従来の光感受性薬剤よりも短時間で細胞内に取り込まれることを示しました。こうした結果は、前立腺がんに対する新規治療法としての適応可能性を示唆するものとして高く評価され、今回の受賞に至りました。

稲井さん、おめでとうございます!

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