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衛藤舜一さん(6期生)「日本薬学会第139年会」学生優秀発表賞受賞
Academic Achievements and Awards
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2019.6.5 |
日本薬学会第139年会(2019年3月20日~23日、千葉)において、6期生の衛藤舜一さんが口頭発表の部で学生優秀発表賞を受賞しました。
ナノマテリアルは、非常に有用な機能を有する画期的な素材であり、我々の日常使用する物品にも多く使用されている一方で、未知の生体影響を秘めている可能性も危惧されており、そのリスク解析が喫緊の課題となっています。これまでに我々は、非晶質ナノシリカの事前曝露により、再曝露時に獲得免疫—特に細胞傷害性T細胞を介して肝障害が増悪するというハザードを見出してきました。今回の学会発表では、細胞傷害性T細胞の関与を中和抗体により検証し、その数は変化ないものの、主に自身の産生するIFN-γにより活性化することが肝要であることを明らかにし、受賞に至りました。
衛藤さん、おめでとうございます。