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衞藤舜一さん(6期生)「第25回日本免疫毒性学会学術年会」若手優秀発表賞受賞
Academic Achievements and Awards
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2018.9.25 |
第25回日本免疫毒性学会学術年会(2018年9月18日~19日、つくば)において、6期生の衞藤舜一さんが以下の発表内容で若手優秀発表賞に選ばれました。
ナノマテリアルは、非常に有用な機能を有する画期的な素材であり、我々の日常使用する物品にも多く使用されている一方で、未知の生体影響を秘めている可能性も危惧されており、そのリスク解析が喫緊の課題となっています。我々は今回、曝露実態を加味した複数回曝露による非晶質ナノシリカのハザード同定とその誘導機序解明を試み、その結果、非晶質ナノシリカの事前曝露により、再曝露時に獲得免疫系を介して肝障害が増悪するというハザードを見出しました。さらに、本現象に細胞傷害性T細胞とそれを活性化するIFN-γが中心的な役割を果たすことを見出し、今回の受賞に至りました。
衞藤さん、おめでとうございます。