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岸本 悠希さん(4期生)「日本核酸医薬学会 第5回年会」優秀発表者賞(川原賞)受賞

 Academic Achievements and Awards
2019.8.23  

日本核酸医薬学会 第5回年会(2019年7月10日~12日、大阪)において、4期生の岸本悠希さんが優秀発表者賞(川原賞)を受賞しました。以下、岸本さんの受賞コメントです。

発表題目は、「2-オキソベンゾ[b][1,8]ナフチリジン骨格を導入した新規人工塩基核酸の二重鎖・三重鎖形成能評価」です。核酸を医薬品へと応用する場合、核酸を構成する塩基部等を化学修飾した人工核酸分子を核酸医薬品へ導入することが、薬効や血中滞留性の観点から非常に有効な手段となります。本研究では薬効向上に直接関与する、標的核酸への結合親和性の向上を目指し、塩基部を化学修飾した人工核酸の創製とその機能評価を行いました。その結果、一本鎖核酸、二本鎖核酸双方への結合親和性向上を達成しました。本学会ではこの結果に関する詳細なデータをポスターで発表し、今回の受賞に至りました。

岸本さん、おめでとうございます。