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ライオン株式会社 企業座談会の報告

 Event Announcements
2017.10.2  

2017年9月14日(木)、ライオン株式会社の岡野知道先生(執行役員、研究開発本部長)、鬼木隆行先生(研究開発本部、企画管理部、副主席部員)、小野知二先生(研究開発本部、生命科学研究所、主任研究員)、山口継乃先生(研究開発本部、生命科学研究所、副主任研究員)をお招きし、企業座談会を行いました。

超高齢社会に対応した商品開発とは何か。
健康寿命の延伸は日本のヘルスケア政策上の最重要課題であり、本課題の解消に寄与する商品開発は一つの解と言えます。
例えば、健康寿命の延伸には、口腔機能を維持することも大切な要素であり、国民の8割が罹患している歯周病予防の高度化は不可欠です。また、認知症対策も避けて通れません。ライオン株式会社は、このような社会動向を踏まえ、人々の生活を第一に考えて商品を開発しています。

ラクトフェリンと内臓脂肪低減効果のお話では、機能性食品と医薬品のあり方について、2015年に始まった機能性表示食品と従来の特定保健用食品の制度の違いに関する話を交えながら、知見を広めました。また、研究開発で見出した技術シーズは、有効性、副作用、使用性などの特長を見極め、最適な商品形態へと仕上げていくことを学びました。

免疫機能に着眼したオーラルケア分野の研究事例では、基礎研究が企業の研究戦略と合致していれば、取り組める可能性があることを知ると共に、学生が将来、ライフサイエンス分野の研究リーダーに成長する上で必要な様々な視点を、大変親身にご指導いただきました。

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