生体統御ネットワーク医学教育プログラム 大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構 博士課程教育リーディングプログラム

2014年9月20日／No.3

 今週は、 Naturopathic medicine を用いて患者の治療を Moterey で行っているMedical doctor の Takashimaさんを MIIS に招いてUSと日本との医療を取り巻く環境に違いや、Naｔuｒopathic medicineと一般的な治療との違いに関して講義して頂きました。
Naturopathic medicineは慢性疾患の治療に特に注目しており、生活習慣の改善やハーブなどを用いての、長期的なスパンでの根本治療を目的とした治療を行っています。 
現在 US で社会問題となっている肥満や糖尿病治療の新たなアプローチとして注目されているようです。

本日は、Santa CruzにあるUniversity of California, Santa Cruz (UCSC) のDavid Haussler Laboratory の見学に伺わせて頂きました。UCSC は大阪大学ともMIIS とも異なり、広大な森の中にキャンパスがあり、学生や教員の方々は自然の中でリラックスしながら研究を行っていました。また、David HausslerLaboratory の脳の発達に注目して研究をしているグループの最近の研究成果に関するプレゼンも聴講させて頂きました。
その後、 Herbal Medicine, Acupuncture に関する教育を行う、Five Branches Universityの見学をさせて頂きました。学生の数名は実際にAcupuncture による施術を体験させて頂きました。
残りのMotereyの滞在日数も残すところ一週間となりました。残りの一週間を有意義なものにして、一つでも多くの事を日本に持ち帰れる様 に尽力したいと思います。

9月28日／No.4

昨日、無事にモントレーでの全ての授業を終了することができました。
最終日は、各々が準備したプレゼンをMIISの学生の前で発表しました。全てのプレゼンの終了後にいくつかのグループにわかれて、 プレゼンの内容に関して学生からコメントをして頂きました。その中でも特にpronunciationに関してのコメントが多かった様に感じました。日本人が最も間違えやすい "r" と ”l” の発音など、日本へ帰国後も注意して発音する必要があると改めて実感しました。

今回のインターンシップの中でホストファミリーやMIISの学生や教師との会話を通じて、多くの学生が Listening Skill、 Speaking Skill の向上が出来たと実感しています。また、その一方でpronunciationなど帰国後も特に力をいれて取り組むべき課題も実感しました。
今回のイン ターンシップでの経験を活かして行く為にも継続的なEnglish Skill の向上に今後も一層力を入れて行きたいと思います。