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バイエル薬品株式会社 企業座談会の報告

 Post-event Reports
2016.7.25  

7月20日(水)、バイエル薬品株式会社の家串和真先生(メディカルアフェアーズ本部、肺・循環器領域メディカルアフェアーズ部長)および堀尾知代先生(メディカルアフェアーズ本部、腫瘍・血液領域 メディカルアフェアーズ/ゾーフィゴ メディカルアフェアーズ マネージャー)をお招きし、企業座談会を行いました。座談会では、メディカルアフェアーズの業務とその重要性、そして本企業のグローバルアクティビティーについてお話しくださいました。

バイエル薬品株式会社はイノベーションカンパニーとして、特にイグザレルトの開発後、急成長しています。Medical Strategyを考えるにあたり、市販後の医薬品のみならず、開発段階の薬剤についても助言を行っていること、また、薬の申請から患者さまの手元に薬が届くまでに1年という時間を要することに関し、日本版コンパッショネート・ユース(CU)制度となる厚生労働省の「アクセス制度」の試行事業に先立ち、バイエル薬品株式会社のスチバーガ錠という抗がん剤が、同様の仕組みで患者さまに提供されていたことを一例に、本職の必要性を具体的に知ることができました。

外資系企業であることから、ドイツにある本部・他国の支所との関わりの様子や、博士課程人材に求められること、といった学生からの細かな質問に対しても親身にご指導いただきました。ロジカルに物事を考える力に始まり、サイエンスというバックグラウンドを活かし、マスという観点で患者さまについて考えることが本職には求められるなど、学生たちがメディカルアフェアーズについて学ぶ貴重な機会となりました。

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